近鉄、SkyDriveへ出資 25年万博で「空飛ぶクルマ」の実現目指す

近鉄グループホールディングス(近鉄グループ)は、SkyDrive(愛知県豊田市、月刊事業構想2021年11月号参照)への出資を決定したことを、2022年4月7日に発表した。

これまでも両社は共同で実証実験の実施などの取り組みを行なってきた。近鉄グループは、「空飛ぶクルマ」の実現に向けた検討を加速するため、出資を行うこととなった。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)においての実現を目指す。また、現在両社で、大阪エリアや伊勢志摩エリアなど近鉄の鉄道沿線地域やレジャー施設を中心に、市場性調査やビジネスモデルなど、事業の成立可能性を検討する連携協定の締結も協議中だ。

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万博会場(夢洲)周辺での航路イメージ(2025 年以降)
地理院地図(電子国土web)を基に株式会社SkyDrive作成