ANAとグローバル・ブレイン 「ANA未来創造ファンド」を設立

ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)は2024年4月9日、ANAホールディングスと共同で「ANA未来創造ファンド」を2024年4月11日に設立すると発表した。

同ファンドの主な投資領域は、次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)の4つ。グローバル・ブレインはファンドの運営において、有望企業の発掘や投資判断、多面的な経営支援、IPO支援などを行い、投資先スタートアップ企業の成長の実現をサポートしていく。

ANAグループは現在、新経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」の実現に向け、航空事業から次世代モビリティ、非日常から日常、リアルからバーチャルへと事業領域の拡大を推進している。また、ANAグループはオープンイノベーションにより、国や企業を越えてグループ内外の知識や技術をつなぐことで新たな価値の提供を目指しており、同ファンド設立はその取り組みの一環となる。

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