ネスレ 紙パッケージと間伐材で全国初のアップサイクル子ども服を製作

ネスレ日本は神戸市と連携し、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」をはじめとした同社製品の紙パッケージや牛乳の紙パックと、六甲山の手入れから発生した間伐材を有効活用し、子ども服にアップサイクルして神戸市内の児童養護施設で暮らす子どもたちへ届ける取組みを、2022年10月24日より開始する。

ネスレ日本は、2022年2月に、紙の詰め替え容器「ネスカフェ エコ&システムパック」を回収し、繊維に変え、紙糸を使用した製品にアップサイクルする取り組みを開始した。
神戸市に本拠を置く同社は、地域課題の解決に向けて以前から多方面にわたり神戸市との連携を進めており、今回新たな取組みとして、東京圏において神戸を応援したい想いを持つ人々から回収したネスレ製品パッケージ等をアップサイクルし、神戸市内の児童養護施設の子どもたちへ届けるプロジェクトを実施する。 

同プロジェクトでは、コワーキングスペース「WeWork」など東京圏の合計23カ所に回収ボックスを設置し、ネスレ日本製品や牛乳の紙パックなどの紙パッケージの回収を行う。次に、回収した紙パッケージと間伐材を有効活用して紙糸を作り、子ども服を製作。子ども服は、神戸市内にある13の児童養護施設で暮らす子どもたちへ、2023年2月頃に届けられる予定。

ニュース2ネスレ2210

アップサイクルした子ども服