JR東日本、KDDI 複数拠点をつなぎ生産性を向上するサービスの提供開始

東日本旅客鉄道(JR東日本)とKDDIは、離れていても同じ場所にいるかのようにチームでのコミュニケーションが可能になる「空間自在ワークプレイスサービス」の提供を開始する。2022年10月26日に発表した。

東京駅など、複数拠点で利用可能な「空間自在ワークプレイス」と、顧客の拠点に設置する「空間自在コネクター」の2つのプランを提供する。5月から6月まで実施した実証実験で、これまでのWeb会議システムに比べて、会話量が約48%アップすることが実証されている。生産性の向上や、駅やオフィスなど多様な拠点の接続で、場所にとらわれないワークスタイルを実現する。

このサービスでは、4K相当の高画質映像を大画面に表示し、参加者の表情や反応を見ながらのプレゼンテーションや、実物を見ながらのコミュニケーションが可能。発言者の位置から音が聞こえるサラウンドシステムを備え、複数
人でのディスカッションもスムーズに行える。また、接続画面上の資料を透過させることができ、発言者、参加者全員の表情や様子を見ながらプレゼンテーションできるようになっている。さらに最大10人まで、バーチャルコネクターを使用して、自分のパソコンから、拠点の映像や資料を高精細に見つつ会議に参加できる。

ニュース2KDDI2210