バイトアプリのタイミー 事業拡大へ183億円の資金調達を実施

スキマバイトサービス「タイミー」を運営するタイミー(東京都豊島区)は2022年11月16日、事業拡大に伴う運転資金確保として、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、りそな銀行などの大手銀行からの借入により、総額183億円の資金調達(融資枠を含む)を行ったと発表した。サービス開始から約4年で、借入を含む累計調達額は約273億円となった。

タイミーは「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするバイトサービスで2018年8月にリリース。2022年10月時点でワーカー350万人超、事業者3万3000が利用している。累計導入社数は業界ナンバーワンで、飲食のほか小売、物流などの業種で活用が広がっている。 

足元の2022年第4四半期の求人募集人数が前年同期比4.7倍に達するなど事業の急成長が続いており、今回の運転資金確保のための資金調達を実施した。成長性や信用力が評価され、借入金利は年利1.0%未満(All-in costベース)、無担保・無保証での借入を実現したという。