鹿児島県大崎町で、循環型社会を体験する宿泊施設が4月に開業

鹿児島県大崎町は「リサイクル率日本一」を過去14回獲得しているが、同町の循環型社会「サーキュラーヴィレッジ・大崎町」を体感できる体験型宿泊施設「circular village hostel GURURI(サーキュラーヴィレッジホステルグルリ)」が、2024年4月14日に大崎町にオープンする。これに先駆け、大崎町SDGs推進協議会(⿅児島県⼤崎町)は3月28日、同施設の宿泊予約の受付を開始した。

「circular village hostel GURURI」は、大崎町のリサイクルの基盤である「日常にリサイクル行動が溶け込んだ住民の暮らし」を体感することで、未来の製品・サービス・仕組みづくりの足がかりになることを目指した施設。同町で25年続く分別の取り組みを体験できるほか、既存の建物を改修し、高い断熱性や地域内資源循環を目指した内装など、環境負荷を軽減した様々な工夫を体験することができる。

⼤崎町は広⼤なシラス台地が広がる⾃然豊かな⼤隅半島に位置し、⾃治体としてこれまで 12 年連続を含む、合計 14 回リサイクル率⽇本⼀を達成。「ジャパン SDGs アワード」内閣官房⻑官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「⼤崎リサイクルシステム」として高く評価されている。大崎町SDGs推進協議会は、大崎町の循環型社会を体感できる施設を2023年度から順次着工・展開しており、4月に開業する同施設はその第一弾となる。

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