住友生命、エクサウィザーズ ウェルビーイング領域で業務提携

住友生命保険相互会社(住友生命、月刊事業構想2021年9月号参照)は、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」から、エクサウィザーズに出資するとともに、「Well-being Tech」領域における新事業・新サービス創出を目的とした業務提携を行なった。2021年8月23日に発表した。

ウェルビーイングは「健康」に対する新たな価値観であり、「身体的・精神的・社会的・経済的に幸せと感じる状態」、ひいては「そうあるための行動、選択、ライフスタイルを積極的に追求すること」。「Well-being Tech」は、社会全体のウェルビーイング実現に向けて、AI・データを活用することによる新事業・新サービスの創出を目指すものだ。

今回の協業により、さまざまなウェルビーイング関わる幅広いサービスが連動したWaaS(Well-being as a service)エコシステムの構築を目指す。今後、エクサウィザーズの幅広い領域におけるAI技術・知見と住友生命の豊富な顧客基盤・データ等のアセット、さらにはさまざまなパートナーのサービスを掛け合わせることによって、「Well-being Tech」を推進し、様々なサービスを共創する。その第1弾として、まずはメンタルヘルス領域における新サービス開発を進めていく考えだ。