サイバーエージェント 映像スタジオBABEL LABELを連結子会社化

サイバーエージェントは、映画やドラマの制作を手掛けるコンテンツスタジオBABEL LABEL(東京都新宿区)の発行済株式を取得し、連結子会社化した。2022年1月12日に発表した。

ABEL LABELは、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞「新聞記者」の監督を務め、優秀監督賞を受賞した藤井道人氏をはじめとする気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオ。映画のほかドラマ、CM、ミュージックビデオなどを数多く手掛けている。

今回の子会社化により、映画と、幅広いプラットフォーム向けのドラマ制作を強化し、映像コンテンツの世界輸出を目指していく。BABEL LABELの社名と組織は現在の体制を維持し、現・代表取締役で映像プロデューサーである山田久人氏が継続して社長を務める。また、映画やドラマに関わるプロデューサーの採用とオフィス環境を強化する一方、大型企画の開発と制作費への投資を行い、ハイクオリティな映像コンテンツを制作する。「ABEMA」(月刊事業構想2022年1月号参照)のみならず、あらゆるプラットフォームへのコンテンツ提供を通じて、映像コンテンツの世界展開を図っていく考えだ。

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