アクセルスペース 約62.4億円の資金調達を完了
アクセルスペースホールディングス(東京都中央区)は、約62.4億円の第三者割当増資によるシリーズDラウンドの資金調達を実施した。2023年12月21日に発表した。これにより累計のエクイティ調達額は約143億円となった。増資の引受先は、SMBC-GBグロース1号投資事業有限責任組合をリードインベスターとし、三井不動産、ヤマトホールディングス、エプソンクロスインベストメント、グローバル・ブレイン、慶應イノベーション・イニシアティブ シニアアソシエイト、東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社などの投資家。
今回の資金調達を受けて、現在5機運用している小型衛星コンステレーションの機数増強による地球観測サービスの強化、さらに、政府や民間事業者に向けた小型衛星開発・運用サービスの本格化、光データ中継衛星コンステレーションの構築などを通じて、より多様なニーズに応えられるソリューションを提供することを目指している。
代表取締役の中村友哉氏は「今回の資金調達により、AxelGlobe、AxelLiner両事業の事業基盤をより強固にし、小型衛星に関するトータルソリューションを提供するリーディングプレイヤーとしての地位を確実なものとしていきたい」と述べている。
アクセルスペースは、主に小型衛星技術を活用したソリューションを提供している。地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」、小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner」の2つの事業を軸に、小型衛星による地球観測事業、小型衛星および関連コンポーネントの設計・製造、小型衛星の打ち上げアレンジメントおよび運用支援・受託などを行っている。
■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら