カルディオインテリジェンス シリーズAで6.3億円を資金調達

カルディオインテリジェンス(東京都港区)は2022年11月22日、ニッセイ・キャピタルを引受先とした第三者割当増資による2億円の資金調達を実施したと発表した。同社はクラウド型AI医療機器の提供を通して、医療現場のデジタル化を目指す企業。

今回の資金調達はシリーズAラウンドの最終クローズであり、同シリーズでの調達金額は総額6.3億円、創業からの資金調達総額は約8.5億円となった。調達した資金は、医療機関向けサービス拡充のための社内体制の強化、医療従事者の診断サポートに貢献するプロダクトの開発に充てる。

同社は2019年に創業し、2022年2月にはAIを活用した長時間心電図解析ソフトウェア「SmartRobin AI シリーズ」を発売。既に多くの医療機関が導入している。今後の事業拡大を見込み、2022年9月にシリーズAファーストクローズとして、投資家5社を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施した。今回はその追加資金調達となる。