経団連 生活サービスの変革=LXに関する報告書を公表

日本経済団体連合会は2022年7月19日、生活サービス産業の未来像と変革の方向性を示した報告書「ライフ・サービス・トランスフォーメーション(LX)」を公表した。

生活サービスの変革は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)に類するほどの大きな波であり、DX・GXの表裏の関係として同時進行すべきと提言。LXで重要となるのは、生活者と企業をつなぐサービス、その接点のUI/UX、サービス提供体制とし、「多様で継続的な接点」「多様な掛け合わせ」「循環による協創」を軸にサービスモデル全体をデザインするべきだと指摘している。

具体的には、衣・食・住・働・遊・知・健などの生活シーンが密接に掛け合わせられた多様なサービスや、パーソナル・エシカル・プレミアムといった新しい消費スタイルの掛け合わせが重要と指摘した。

また、本報告書とあわせて、経団連会員企業における生活者価値協創の取り組みを(31社63事例)「ライフ・サービス事例集」としてまとめた。

報告書と事例集は経団連ウェブサイトから閲覧可能。

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経団連報告書「ライフ・サービス・トランスフォーメーション(LX)」