アシックス ウエルネスデータプラットフォームを開発

アシックスは、2023年1月25日、利用者の健康増進を多面的に支援する「ASICS WELLNESS DATA PLATFORM(AWDP)」を開発したと発表した。

2020年1月から、アシックスは健康増進プログラム「ASICS HEALTH CARE CHECK(AHCC)」事業を展開している。健康度の測定や将来の健康寿命の予測、その結果に応じた運動を動画とともに紹介するなどして、企業や自治体など1万人以上の健康増進をサポートした。

今回開発したAWDPでは、AHCCの測定結果や、健康的な運動習慣の確立を促進するスマートフォンアプリ「ASICS WELLNESS CONSULTANT(AWC)」の利用履歴などのデータ分析と管理を効率的に行えるようにした。ユーザー個々の健康状態に、より即した健康増進施策の提供を可能にしている。

AHCCの利用者は増加しており、2022年は2021年対比3.2倍の5600人の測定を実施した。健康経営に関心のある多くの企業が、新しくAHCCを導入したという。AHCCを測定した後は、アシックスが保有する1万人以上のデータと比較し、健康度が低い項目を選ぶ。個人の弱みだけでなく、企業や支社、事業所ごとに健康改善が必要な項目を同定し、それぞれに適したソリューションを提唱することが可能だ。

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