oViceと東京大学大学院 メタバースオフィスに関する共同研究を開始

oViceは2022年12月23日、東京大学大学院医学系研究科とともに、メタバースオフィスの効果的な利用方法の確立を目指した共同研究を開始すると発表した。メタバースオフィスにおける従業員のコミュニケーション行動を分析し、メタバースオフィスでの勤務が従業員の精神的健康や生産性に与える効果を明らかにすることを目指す。

同社と東京大学大学院医学系研究科社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」は、共同研究を2024年3月まで実施する。メタバースオフィスでの勤務が従業員のコミュニケーション行動、精神的健康、ワークエンゲージメント、生産性に与える影響を分析した研究は世界でもまだ数少なく、同研究の成果は、コロナ禍で広がるメタバースオフィスでの新しい働き方が従業員・企業・組織に与える効果を明らかにし、そのよりよい活用法のガイドラインの提案につながることが期待される。 

oViceは、ウェブ上にバーチャルオフィスを設置し、その空間内で自分のアバターを自由に動かし相手のアバターに近づけることで、会話ができるという2次元のバーチャル空間サービス「oVice(オヴィス)」を提供。2020年8月のサービス開始以降、2022年10月末時点で2300社以上、約7万人に利用されている。同社は2022年8月、シリーズBラウンドで総額45億円の資金調達を行ったことを発表した。

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