地域に新たな社会的・経済的価値を生む 人財、組織が秋田銀行の力
秋田県を代表する金融機関で、2030年へ向けたグループVISION「価値をつくる。未来へつなぐ。」を掲げる秋田銀行。VISION実現へ向けた第1フェーズとなる2024年度までの中期経営計画では、「基盤強化戦略」と「地域価値共創戦略」とともに、この2つの戦略を支える「組織・人財戦略」を進めている。
秋田銀行のコアバリューは
信頼・信用を中心に据えた堅実経営
創業から145年の歴史を紡いできた秋田銀行。地方銀行として、地域共栄の経営理念のもと、地域とともに歩み、地域の発展とともに成長してきた。
この6月に新しく頭取に就任した芦田晃輔氏は、「秋田県は米どころであり、鉱物や原油も採れる豊かな土地柄で、145年の長い歴史のなか、様々な動乱期も含め、しっかり体力を整え、基本を忠実に守って堅実経営を貫いてきたのが、秋田銀行の歴史です。銀行の事業構造の根幹ともいえる信頼・信用をいかに築き上げていくかということを、考え方や判断の中心に置いてきたからこそ、今の秋田銀行があると言えます」と話す。
経営環境や外部環境が変わっても揺らぐことのないベースとして信頼・信用を培ってきたが、これらは一瞬で失われる可能性もある。これらを維持し、より強めていくためには努力が必要だ。
「当行には人づくり、職場づくり、地域社会づくりの3訓からなる行訓があります。規律、団結、誠実、尊重、進取果敢などの要素が盛り込まれ、職員が身に付けてきました。これこそが秋田銀行のコアバリューであり、『秋田銀行らしさ』を表すものです」。
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