社員と会社の成長につなげる 社内ベンチャー制度 「ミライノベーター」

賃貸住宅専業から総合賃貸業を核とする『生活総合支援企業』への転換を目指す大東建託。2020年4月から新規事業を生み出す社内ベンチャー制度〈ミライノベーター〉を開始している。

事業戦略室 課長 寺戸 健太郎

自らの成長を会社の成長とともに実感できる環境づくり

2019年からの新5ヵ年計画で『生活総合支援企業』を掲げる大東建託。目標達成のための手段の1つとして2020年4月に社内ベンチャー制度〈ミライノベーター〉を開始した。

大東建託のコア事業である賃貸住宅ビジネスでは今後、人口や世帯の増加による市場拡大は見込めない。会社の成長に寄与する新たな事業創出が必要だ。

制度の一番の目的は、5ヵ年計画を達成するための売上・利益を伸ばすこと。次に、人材育成、風土・環境づくりだ。同社にはこれまで、上層部の意思決定により現場が判断したことを実績につなげることに長けた人材が多かったが、本制度を通じてボトムアップで提案できる環境・風土の醸成を目指す。

『熱い想いと事業アイデアで、あなたも社長になれる』というのが、制度開始にあたり社長から発せられたメッセージ。今後も社員のモチベーションを維持していくためには、制度のブランド化が重要だ。

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