「和食さと」のSRSホールディングス 「心を満たす和食」を日本から世界へ

「食を通じて社会に貢献する」というフィロソフィーのもと、創業から一貫して食のビジネスを展開してきたSRSホールディングス。バブル崩壊、リーマンショック、コロナ禍と、数々の荒波を乗り越え発展を続けてきた。M&Aも含め、さらなるポートフォリオの拡充に努める同社。その歴史と今後の成長戦略を聞く。

洋食もあった「さと」
バブル崩壊で和食1本へ転換

SRSホールディングスのルーツは、1958年、大阪難波・法善寺に開業した8坪9席しかない小さなお店だ。すしと鍋物が安く食べられる「働く者の鍋屋」だった。1968年に企業化し、1978年に洋食レストラン1号店として「レストランさと」をオープンした。日本にマクドナルドがやってきたのが1971年。この時代は日本の外食産業の開花期で、「ロイヤルホスト」「デニーズ」などのファミリーレストランが次々と開業していた。外食のチェーン化が進むなか、板前のいる繁盛店ビジネスは多店舗展開のネックとなっていった。

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