規模拡大を目指し挑戦 介護事業に続くビジネスの柱をつくる

首都圏・近畿圏で有料老人ホームを運営するチャーム・ケア・コーポレーション。介護事業に続く第2の柱、ヘルスケア・デベロップメント事業をはじめ、第3、第4の柱となる新たな事業創造に取り組む。創業者で、会長兼社長の下村隆彦氏に、同社の成長戦略と新規事業への取り組み、今後のビジョンを聞く。

下村 隆彦 チャーム・ケア・コーポレーション 代表取締役会長 兼 社長

介護付有料老人ホームに特化し、首都圏・近畿圏に4000室以上を運営するチャーム・ケア・コーポレーション。2021年6月期以降を本格的な成長期と定義する同社は、2024年6月期の目標として、連結売上高500億、運営数100ホーム以上を計画。さらに、中長期目標として、連結売上高1000億円以上を目指している。

信用のバロメーターとしての上場

同社が奈良県大和郡山市に第1号ホームとなる『チャームやまとこおりやま』を開設したのは2005年。同社社長の下村隆彦氏は、祖父の創業した建設業を30歳で引き継ぎ、経営してきた承継者社長だった。60歳の還暦を迎え、人生を振り返り「世の中の役に立って、もうひと頑張りできる仕事はないか」と考え行きついたのが介護事業だった。超少子高齢社会を前に、事業としてのニーズと社会貢献性を両立する、第2の人生をかける事業と考えた。

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