世界へ広がるポンプと送風機の技術 水・空気で社会インフラを支える

電業社機械製作所は「水と空気を通じて豊かな未来社会を創造する」というパーパスの下、ポンプ・送風機・ブロワを3本柱とする事業で、産業・社会インフラの基盤を支えている。技術力を武器に、海水淡水化装置などの分野で海外展開を加速し、高効率な製品で脱炭素社会実現への貢献を目指している。

彦坂 典男(株式会社電業社機械製作所 代表取締役社長、
最高執行役員社長)

ポンプ・送風機・ブロワの製造が
事業の3本柱

電業社機械製作所の事業は1910年(明治43年)、水力・火力発電所の土木工事請負業だった電業社に、水車部が設置されたことで始まった。1955年には、水車・発電機部門を東京芝浦電気(現・東芝)が承継。同年、設立された電業社機械製作所がポンプ・送風機・ディーゼル機関等の産業機械部門を承継し、送風機やブロワ(風圧の高い送風機)の製造も開始した。現在は国内外に計20拠点があり、製品は世界で使われている。

「弊社は1910年に創業し、2025年に115周年を迎えます。創業当時、水車製造が事業の中心でしたが、現在はポンプ・送風機・ブロワの製造を事業の3本柱として、電力会社や国土交通省をはじめとする官公庁に製品を納めています。事業は全国的に展開しています」。「弊社は1910年に創業し、2025年に115周年を迎えます。創業当時、水車製造が事業の中心でしたが、現在はポンプ・送風機・ブロワの製造を事業の3本柱として、電力会社や国土交通省をはじめとする官公庁に製品を納めています。事業は全国的に展開しています」。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り81%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。