2019年10月号

MPD通信

修了生・院生が語る大学院の内幕 業務との両立の秘訣とは

月刊事業構想 編集部

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構想を実現する修了生、院生の
特別セッション

起業家育成、そして企業や行政の組織内における新事業創出。不振や成熟による停滞を打破するイノベーションが各所で求められる今、その実践知を教育・研究する事業構想大学院大学は全国に4拠点を有し、入学説明会が随時開催されている。

特徴ある授業として人気なのが「事業構想事例研究(事業構想スピーチ)」だ。政財界を中心に各界一線で活躍するキーパーソンを講師として招き、構想の出発点となった理念やそこに到るプロセスを聞く連続講義である。政策や経営の第一線で培った体験は実践知そのもの。「ゲストと近い距離での討議は啓発的です。また、構想の実現に向けて動く際のきっかけとして活かすこともできます」と谷野豊研究科長は語る。

多様なバックグラウンドを持つ同期生の存在が心の支えになるという声も聞かれる。では実際に、どのような大学院生が輩出・活躍しているのか。7月20日の入学説明会では、修了生・院生をパネリストとした特別セッションを開催した。

介護・社会福祉を専門とする研究者で、自らも地域福祉実践者である5期生の小櫃俊介氏は「患者と医療者が共に力を合わせ、社会全体が幸せになる」社会貢献性の高い事業を構想したい、と本学の門戸を叩いたという。また、他の修了生からは、普段の業務との両立に苦労したが、事後の動画視聴システムや隔週開講の柔軟な授業構成を活用し臨むことができた、という声があった。

入学前と後で大学院の印象や影響力はどう変わったのか。「MBAとは異なり、自身が目指す理想と徹底的に向き合うことで、自分が有するリソースや目指す人生像が明確になり、生き方の軸を定める機会になりました」(小櫃氏)。事業の構想が理想とする人生の体現にも直結し得る事業構想大学院大学は、更に多彩な学生が集う場となっていく。

社会人のライフスタイルに合わせた緻密かつ柔軟なカリキュラムで、学びのニーズに応える

 

院生の声

新しいものの創造を
ライフワークに

最上 英樹(もがみ・ひでき)
IQVIA サービシーズ ジャパン
CSMS(Contract Sales & Medical Solutions)
事業本部 マネージャー
東京校8期生(2019年度入学)

仕事で「社内新規事業か、起業か」を考える必要から進学を決意しました。見山謙一郎先生の「解決したい社会課題が先にあり、それにアプローチする手段の1つが起業だ」という言葉に深い示唆を得ています。

事業構想大学院大学は、10年前に通っていたMBAとは異なり同期生のダイバーシティが高いと感じています。1年次の今年は業界の前提や境界を取り払って物事を吸収するよう意識しています。

一貫してヘルスケア業界に関わっていますが、薬への着目よりも、福祉・経営(モチベーション)の知見を取り入れた構想を考えています。同期生でヘルスケアコミュニティを作り、藤沢や金沢などの先端地域を視察しながら、構想のプロトタイプをどんどん作ってみたいと思います。

体系的な知と自在な議論で
構想を深める

中島 丈晴(なかしま・たけはる)
佐賀経済新聞 編集長
福岡校2期生(2019年度入学)

年齢・経験・業種も多彩な人材が集結しており、授業内で交わす議論は新鮮です。また、課外の自由なディスカッションからも大きな刺激を受けています。佐賀市から福岡天神まで通学するのは大変ですが、時間の使い方を工夫するようになりました。

分野ごとに知識を体系的にインプットして事業構想に必要な頭を整理し、企業経営の第一線で活躍された先生からの指導を直に受けることで、その内容を深めることができます。学内で得る人脈が構想に活かせるのも大きなメリットです。

また、新たな構想の創出を志す仲間に出会えたことは代えがたく、修了後も息の長いつながりとして続くと信じています。自身の未来に課題意識を持っている方は進学を考えてみることをお奨めします。

 

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