「感性マーケティング」の発想 リーダーに必要な感性とは?
国内・アジアを中心に機能を提供するクレディセゾン。柔軟な発想でビジネス領域を広げ、アジアで他にないファイナンスカンパニーを目指す。終わりなき成長のカギは“感性マーケティング”にある。
感性を軸にした価値設計を
20世紀は高度経済成長を背景に企業が利益を上げてきた時代だ。企業が利益を上げ、それを公平に配分してきた時代だからこそ、定年雇用、年功序列が成り立ってきた。しかし、こうした展開は通用しなくなってきた。
クレディセゾン代表取締役社長の林野宏氏は、「2017年はターニングポイントで、2020年の姿が見えてくる年です。その先の2025年は、これまでとは全く異なる景色があると考えるべきでしょう」と話す。
その背景には、インターネットやテクノロジー、人工知能(AI)などの発達があり、今まで企業が考えてきた概念やフレームワークの中に入らない奇想天外なことも実現できる時代が到来している。その中で、企業は勝負に勝ち、成長し続けていかなければならない。勝負に勝つには常に相手の裏をかくような、他人とは違う発想が必要だ。「それを考えつくのが、“感性マーケティング”」だと林野氏はいう。
「機能や性能、価格にこだわる戦略の時代は終わりました。感性を中心に新しい価値設計をしていく必要があります」
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