キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ 愛妻のムーブメント、広がる

夫がキャベツ畑の真ん中で、妻への愛を叫ぶ。そのイベントは、多くの注目を集め、会場となった群馬県嬬恋村は今、「愛妻家の聖地」となっている。なぜ、「愛妻家」をテーマにした活動に力を注ぐのか。仕掛け人、山名清隆氏に話を聞いた。

――山名さんは、2004年に「日本愛妻家協会」を立ち上げました。

山名 きっかけは、2002年に離婚したことです。それまで、一生懸命に仕事をしてお金を稼いでいれば幸せになるはずだ、それによって妻も幸せを感じるはずだ、と信じていました。

しかし私は、一人の女性を幸せにすることができなかった。離婚したときは、田舎に帰って、本気で農業をやろうとさえ思いました。

幸いに、現在の妻と出会い、2度目の結婚ができました。今は、夫婦の時間をもっとも大切にしています。私が実践している愛妻家的働き方とは、「(1)休暇プランを年頭に立てる」、「(2)それに沿って仕事をする」、「(3)妻との夕食を最優先にする」、「(4)残業はしない」、「(5)接待はしないされない」の5ヵ条です。

山名 清隆(スコップ 代表取締役社長、日本愛妻家協会 事務局長)

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