新規事業は「人づくり」から AI時代、「学び直す力」が重要に

イノベーションが求められる時代、企業の人材戦略、個人の働き方はどう変わるのか。数々の企業において、新規事業の開発から人材育成までを担当し、攻めと守りの両面から経営を支えてきた竹居淳一氏に、話を聞いた。

竹居 淳一(SUSUME 代表取締役)

――竹居さんは人材業界の経験が長く、また、数々の新規事業開発にも携わってきました。日本の働き方の問題点、人材の特徴について、どう見ていますか。

竹居 私は、経営コンサルティング会社やITベンチャー、人材系の会社を経て、2011年から4年間、中国・上海の人材紹介会社で人材育成やグローバル人材の仲介、キャリア指導なども担当してきました。

中国人の仕事の仕方には、良い面、悪い面の両方があります。ただ、一つ言えるのは、中国人は非常に楽しそうに働きます。そして、よく学ぶ。さまざまな学校やセミナーに行き、自己投資を惜しみません。

日本は人材の基礎的なレベルは高いのですが、イキイキと働いている人が少なく、自分に投資をし、キャリアを築いていこうと考えている人が限られています。

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