イノベーションは未来志向から 「あるべき姿」を基点に逆算

新しい価値創造が求められる今、イノベーション創出へ向けた取り組みに注目が集まる。見える化を活用した思考法、発想法、会議ファシリテーションのスペシャリストである矢吹博和氏が、イノベーションを生み出す秘訣を語る。

矢吹博和氏が代表を務めるラーニングプロセスは、視覚会議®という独自開発の「イノベーション創出のための問題解決手法」を専門に提供するコンサルティング会社。富士通、本田技研、日産自動車などの大手企業を中心に、新たな企画やモノ、価値を生み出す創造の場のニーズに合わせ、視覚会議ファシリテーターの派遣・養成、ワークショップ企画運営、イノベーション創出のための場づくり導入のコンサルティングなどを行っている。

事業構想大学院大学のサロンスピーチにて講演し、活発な意見交換がなされた

全員で 「うん」とうなずく

イノベーション創出、新規事業の構築には、まず、向かうべき目標、ビジョンが必要だ。目標設定の手法には、過去の経験やこれまでやってきたことの延長線上で未来を考える「フォアキャスト(forecast)」と、あるべき姿から逆算して考える「バックキャスト(backcast)」の二つがある。

矢吹氏は「創造の場で議論を進めていくためには、過去の延長線上ではなく、ゼロベースであるべき姿を考えていくのが近道です」と話す。特に新規イノベーション系のチームは、様々な分野、部署から集められることが多い。方針も価値観も違うメンバーが一つにまとまるためには、まず、あるべき姿を設定し、そこからテーマを作り、アイデアを出していくことが重要だ。

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