ダイバーシティは最大の成長戦略

―― 現在の日本の政策課題と、今後への見通しをお聞かせください。

現在の日本において、最も重要な政策は、“近未来の日本を立て直すための成長戦略”で、そのひとつが、女性の起用と少子化対策です。

政権公約のひとつに「2030」があります。2020年までに女性が指導的地位に占める比率を30%以上にするというものです。

野田 聖子 衆議院議員

私自身、もともと、“ダイバーシティ”こそが、最大の成長戦略になると考えていました。すなわち、女性はもとより、高齢者も、障がい者もイキイキと活躍できることが重要だと。

そういう意味で、2020年という年は、日本にとってのターニングポイントになるのではないでしょうか。今までの経済至上主義は終焉を迎え、各種インフラも、年齢・性別・国籍・障害の有無を問わず、あらゆる人にとって利用しやすいものに変わっていかざるを得ないでしょう。

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