100%ソーラーの力で野外フェス

アーティスト・佐藤タイジが目指した、太陽光発電による野外フェスの開催。その夢は、日本で初めて野外フェスが行われた伝説の地・中津川で実を結び、新しい形のロックフェスの実現につながった。

昨年9月、多くの観客を集めて開催された「中津川 THESOLAR BUDOKAN」。会場では3つのステージでライブが行われた

開催当日は、雲一つない晴天に恵まれた

2013年9月、中津川公園内の特設ステージで、これまでにないロックフェスが行われた。昨今、全国各地で野外ロックフェスが開催されている中で、何が新しかったのか。中津川で行われたロックフェスの名称は、「中津川 THE SOLAR BUDOKAN」。イベントの運営に関わるすべての電力を太陽光発電で賄い、フェスの新しい形を提示したのだ。

事前に太陽光で蓄電した電気と、当日会場に設置された大量の太陽光パネルを組み合わせてコンサートを演出。そして、会場運営に関わる電力は、グリーン電力証書を通じて太陽光発電を活用した。

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