スペースマーケット 遊休資産活用のスペースモールを完全子会社化

あらゆるスペースを貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」を運営するスペースマーケット(月刊事業構想2016年10月号参照)は、2021年6月7日開催の取締役会において、スペースモール(東京都江東区)の全株式を取得し、同社を完全子会社化することについて決議したことを発表した。

スペースモールは2018年に創業し、遊休資産の価値最大化を目的に、空き地・空きテナントなどの遊休不動産を対象としたレンタルスペースの設計企画・運営事業や運営代行事業を提供し、これまで120件を超えるスペースの運営に携わり、ノウハウを蓄積してきた。

今回のグループ参画に伴い、スペースマーケットの経営資産とスペースモールの運営ノウハウを組み合わせることで、両社の継続的な事業発展を目指す。今後、スペースマーケットで場所を貸し出すホストや遊休不動産の運用を検討する方に向けた支援の強化をするほか、スペース運営を支援するサービスの開発およびプラットフォームの機能拡充を行う。これにより、スペースシェア市場のDX化を促進し、場所を貸す側(ホスト)・借りる側(ゲスト)の体験価値を向上させ、市場のさらなる発展に寄与していく考えだ。

スペースマーケットモール2105.png