フィリップス 産官学連携で健康まちづくり拠点を青森に開設

フィリップス・ジャパン(東京都港区、月刊事業構想2020年3月号参照)は、青森市と二者で推進している青森市内の健康寿命延伸を目指す事業において、蓄積された患者のデータ分析やサービスを提供する拠点「あおもりヘルステックセンター」を新・浪岡病院内に開設した。2021年5月31日に発表した。また、新たに青森県立保健大学がプロジェクトに参画し、産官学の連携を通じた更なる事業の推進を目指す。

「あおもりヘルステックセンター」は、予防サービスを通じて蓄積されるデータの分析、および見守りサービス実施の拠点としての運用が期待されている。青森市浪岡地区住民の医療・健康に関する需要を分析し、その結果を利用したサービスを企画・推進することで住民に還元していく。

フィリップスは、このプロジェクトを通じて健康寿命延伸に寄与するサービスを提供するほか、地元企業・教育機関を巻き込んで地方創生に貢献していく考えだ。

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