ひとりごはんアプリ「ソロメシ」 広島でひとり外食の実証実験開始

 ひとりごはん専用グルメアプリ「ソロメシ」を運営するホーン(東京都中央区)は、広島県をフィールドとした実証実験を支援する、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて、391件の中から最終起案30件に採択をされた。2021年4月23日に発表した。

ひろしまサンドボックスとは、AI/IoT、ビッグデータ等の最新技術を活用し、これまでにない新しいソリューションを創り出し、技術やノウハウを持つ広島県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場を構築するというもの(月刊事業構想2020年4月号参照)。

その次の段階として、2020年11月26日からスタートした「D-EGGSPROJECT」は、コロナ禍のニューノーマル時代を再定義するアイディア(製品やアプリ・サービスなど)を全国から広く募集し、最大30件を採択。県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件あたり最大1300万円の支援に加え、県外企業向けには最大1000万円の滞在経費も支援するアクセラセーション・プログラム。

採択された「ソロメシ」の実証実験では、ソロメシのプラットフォームを活用し、第1弾として十日市エリア(予定)を中心に飲食店とおひとりさまのマッチングを推進する。

ホーンは、新しい食の体験の創造及び飲食店を起点とした街と人のつながり作りを持続可能な形で実現していくための多面的な実証を行いながら、広島の街の新たな活力を生み出すことに貢献していく考えだ。

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