NEC 官公庁向け「ガバメント・クラウド推進本部」を設立

NECは、デジタル庁をはじめとする官公庁に対し、クラウド環境やアジャイル開発などの先端技術を活用する行政DXの戦略提言・推進を担う専門組織として、「ガバメント・クラウド推進本部」を設立した。2021年4月1日に発表した。

NECは、先進的なデジタル技術を用いて柔軟かつ短期間で行政サービスの構築・運営を実現するため、官公庁や自治体向けのシステム提案や構築などの幅広い実績・ノウハウを活かし、それらの関係機関向けにクラウドサービスを提供してきた。また、政府が運営する政府情報システムにおける安全性を評価するセキュリティ評価制度の基準を満たすクラウドサービスリストに、NECのクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」が2021年3月12日に登録されるなど、官公庁向けのクラウド事業を推進するための取り組みや体制を強化している。

新組織の設立により、NECは、個々の行政サービスの目的やセキュリティ要件に応じた最適なクラウド基盤やマネージドサービスによる運用支援、アプリケーションなどの製品開発を実施する。また政府への政策提言やパートナー企業との連携による共創活動などを強化していく考えだ。

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