弁護士ドットコム マイナンバーカードで電子署名を可能に

弁護士ドットコムが提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、2021年に実施する機能開発ロードマップを2021年1月21日に発表した。

今回策定した2021年機能開発ロードマップには、エンタープライズ企業向け機能と、マイナンバーカードによる電子署名機能が含まれる。エンタープライズ企業向け機能では、契約書類の閲覧権限を高度に管理するキャビネット機能、契約書類を受信時の「無権代理」承認を防止する受診時承認ワークフロー機能などの15の機能実装を予定している。これによりクラウドサインを使用している企業は、契約業務のデジタル化を推進し、組織ごとの社内決裁フローや部署や役職に応じた権限管理などを柔軟にコントロールすることが可能となる。

マイナンバーカードによる電子署名機能では、「実印」を再発明し、デジタル化することを目指す。マイナンバーカードに内蔵された電子証明書による電子署名に対応することで、印鑑証明など公的機関の証明や実印が必要な個人との契約締結を、クラウドサインにより電子化することが可能となる。

クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービス。全てをクラウド上で完結させ、契約締結のスピード化とコスト削減を実現するものだ。

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