ユビ電 EVとプラグインHV車向け充電のプレサービスを開始

「We Charge」は、電気を使いたい人と、有償で充電させてあげる人をつなぐIoT充電サービス。現在、EV購入者の9割が戸建てに住んでいる。マンション居住者がEVを導入しないのは、共有部駐車場にEV充電設備がないことに原因がある。

そこで、EV充電設備がない共同住宅でも、駐車場・車室・車庫にある既設コンセントから充電が可能、かつ電気利用者が代金を支払い、電気を使わせてあげる人（管理組合）が充電量に応じて電気代費用の戻しを受け取ることができるサービスを考案した。

WeCharge充電スポットでは、コンセントや充電器に貼ってあるQRコードを専用アプリでスキャンするだけで使用可能。プレサービスでは、テスラ、ジャガーのEV、ランドローバーのPHEVコネクティッドカーと連携し、体験版を提供する。

ユビ電は、2025年末までに、日本全国のマンション2万4000カ所、ホテル旅館2万7000カ所へ充電スポットを広げることを計画している。共同住宅のほか、ゴルフ場、飲食店、商業施設、駐車場運営施設などにも充電スポットを拡充していく計画だ。