ラムロック 介護用見守りカメラが累計レンタル2500台を突破

2020年7月8日、ラムロック(福岡県飯塚市)の製造する、介護用見守りカメラ「みまもりCUBE」のレンタル数が累計2500台を突破した。2月〜5月の4カ月間のレンタル数は265台で、2019年同月比の3倍となった。

「みまもりCUBE」は、独自の画像認識技術とカメラ、スピーカー、マイク、LTE通信機能などを一体化したオールインワン製品。NTTドコモのSIMカードを利用しているため、インターネット環境不要で設置できる。セットアップ後はすぐに家族の様子をパソコンやスマートフォンで確認したり、会話をすることができる。また、ドアからの出入りといった、あらかじめ設定した動作を画像付きメールや音声で知らせる検知機能や、徘徊防止にもなる呼びかけ機能といった機能も搭載されている。

新型コロナウイルスの影響によって、人と直接対面することが難しくなる中、感染リスクの低い見守りカメラを使用し、家族を見守りたいという一般家庭での導入が加速している。「みまもりCUBE」はレンタル福祉用具として利用可能なため、介護保険が適用され、レンタル料の実質負担は1〜3割。

現在のユーザーは、九州地方が中心のため、同社は今後、全国に営業所を展開し、販売チャネルを増加していく考えだ。

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