さるぼぼコイン 飛騨市民対象にプレミアム電子地域通貨を発行

電子地域通貨「さるぼぼコイン」(月刊事業構想2018年3月参照)は、2020年5月下旬から飛騨市に住民票を置く全市民を対象に「飛騨市がんばれプレミアム電子地域通貨」を発行する。2020年5月11日に発表した。

さるぼぼコインは、アイリッジ(東京都港区)の連結子会社であるフィノバレー(東京都港区)が運営する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した電子地域通貨。今回のプレミアム電子地域通貨は、国の特別定額給付金に合わせて行う、事業者支援のための取り組み。さるぼぼコインを発行する飛騨信用組合(岐阜県高山市)と岐阜県飛騨市の連携で実施する。

まず、飛騨市から全市民に一人一枚の引換券が送付される。その送付券の2次元コードを、ポイント発行場所である飛騨信用組合の窓口で読み込み、コインをチャージすることでポイントが付与される。付与額は、成人でチャージ額1万円あたり2000ポイント(20%)、子どもではチャージ額9000円あたり3060ポイント(34%)。

また、さるぼぼコインで上記ポイントを一口でもチャージし、かつ飛騨市内の店舗にて、11月末までに5万コイン(ポイント含む)以上使うか、または10店舗以上で使用したユーザーに対しては、コインポイントをプレゼントする企画も実施する。

https://www.projectdesign.jp/201803/local-tech/004645.php

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