農業人材シェアリング推進のシェアグリとダイブ、業務提携を締結

2020年4月14日、農業人材のシェアリングを推進するシェアグリ(東京都千代田区)と、観光地での求人サイト「はたらくどっとこむ」を運営するダイブ(東京都新宿区)は業務提携したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大により、外国人技能実習生の来日が困難となった農業生産者の人手不足と、観光業ではたらく若者の雇用機会の確保を目指す。

シェアグリは農業体験に興味を持つユーザーと、農家の短期雇用をマッチングする農業人材シェアリングサービスを行っている企業。2020年からは特定技能外国人人材の農繁期派遣事業をスタートしている。また、ダイブは日本国内の観光施設に特化したリゾート人材サービス「アプリリゾート」を運営している企業。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国境閉鎖が起きた場合、外国人実習生が来日できず、労働力を確保することが難しくなると予想されている。一方観光業界では、一時休業や雇止めが発生している。今回の提携により、ダイブに登録している派遣スタッフをシェアグリが持つ農業の就業先に紹介する。

両社は新型コロナウイルスの収束後も、業界を超えて、人材の課題解決に向けて、それぞれの雇用をサポートしていく考えだ。

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