国産鶏肉など EUへの輸出が可能に

農林水産省は、2019年11月13日、日本産家きん肉が欧州連合(EU)の第三国リストに掲載されたと発表した。日本産の鶏肉、アヒル肉、シチメンチョウ肉のEUへの輸出に道が開けた。

EU加盟国に輸出する家きん肉を生産するためには、厚生労働省が対EU輸出施設の認定を行い、認定施設をEU当局に通知する必要がある。今後、対EU輸出施設の認定に必要な「対EU日本産食肉輸出取扱要綱(仮称)」を作成し、自治体に通知の上、公表する予定だ。

日本産家きん肉は現在、香港、ベトナム、カンボジアに輸出されており、実績は年間1万トンほど。
農水省と厚労省は、2015年4月にEUに日本産家きん肉の輸出解禁を要請。以降、協議を進めていた。

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