経産省 海洋生分解性プラスチックの検討委員会を設立

経済産業省は、2019年7月22日、海洋生分解性プラスチックの国際標準への提案を目指し、信頼性の高い手法を検討する委員会を発足させたと発表した。海洋プラスチックごみが国際的な課題になる中、日本は新素材・代替素材の技術開発を促進し、イノベーションによる解決で世界に貢献することを目標としている。

委員会の目的は、海洋生分解性プラスチックに関する信頼性向上、需要開拓。また2020年代初頭にも、ISOなど国際標準を提案する考えだ。科学的根拠に基づく共通の技術評価手法の検討を、産学官で協議していく。同委員会の設立は、2019年5月に経産省が発表した「海洋生分解性プラスチック開発・導入普及ロードマップ」にも記載されている。

meti1710.jpg