献立推薦アプリの10X 2.5億円の第三者割当増資を実施 生鮮EC参入

ユーザーの好みや条件に合わせた献立を提案するアプリ「タベリー」を提供している10X(東京都中央区)は、2019年5月14日、2.5億円の第三者割当増資を実施したと発表した。増資の引受先は、シリコンバレー拠点のベンチャーキャピタルDCM Venturesと個人投資家。調達した資金は、プロダクト開発と人材採用に用いる予定だ。

あわせて、アプリ内で「オンライン注文機能」のサービス提供も開始する。これにより、タベリーで作成した1週間分の献立に必要な買い物リストの食材をオンラインで注文することが可能になる。注文の際には、食材の使い回しや、複数の店舗間を比較しながらのまとめ買い、ユーザーの予定に合わせた配送時間が選べるネットスーパーの選択などもできる。

10Xは、2017年6月に設立されたベンチャー。献立を考え、買う物を決める家事のプロセスを効率化し、生鮮食品の流通・小売に変革を起こすことを目指している。

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