JR東日本企画とWe Agriが業務提携 農産物小ロット輸出へ

ジェイアール東日本企画は、We Agri(東京都中央区)との業務提携契約を締結し、海外輸出プロジェクトを開始したと2019年1月10日に発表した。

全国の自治体と中小企業の産業支援を目的としたもの。シンガポールへの、食品を中心とした小ロット多品種商品の輸出支援体制を構築する。海外での販路開拓に課題がある自治体や中小企業に、ワンストップでソリューションを提供していく。

ジェイアール東日本企画は、親会社のJR東日本がシンガポールで展開する「JAPAN RAIL CAFE」の年間プロモーションを担当しており、国内の自治体の情報発信を支援してきた。We Agriは、買物代行事業で急成長する企業honestbee社と連携し、日本産の青果物・加工食品などの輸出窓口として、シンガポールで販路を確保している。

両社によるプロジェクト第1弾は、栃木産イチゴのシンガポールでの販売となる。1月10日から2週間、シンガポールにhonestbee社が開業したコンセプトストアhonestbeeHabitatにおいて、空輸した栃木県産イチゴを販売する計画だ。

イチゴ.jpg