Origami シリーズCで66.6億円を調達 銀聯と連携

Origami(東京都港区)は、シリーズCラウンドで総額66.6億円を調達したと発表した。出資者には、投資ファンドの他、トヨタファイナンス、クレディセゾン、ジェーシービー、三井住友カードなどが入っている。調達した資金は、決済サービスの開発やビジネス人材の強化、事業領域の拡大などに活用する。

銀行との連携も強化する(関連記事)。今回新しく、ゆうちょ銀行やSBJ銀行、じぶん銀行などと連携した。これらの銀行の口座をOrigamiアプリに紐づけることで、口座から直接、決済代金が引き落とされるようになる。また、カード会社についても、アメリカン・エキスプレス、 JCB、 Diners Club、 DiscoverのカードとOrigamiアプリとを連携させられるようにした。

同時に、銀聯国際(Union Pay International)と資本業務提携し、銀聯QR決済のネットワークを利用したOrigami Payでの決済の実現や、国内Origami加盟店での銀聯QR決済の実現を目指すことも発表している。また、台湾のペイメントサービス「JKOPAY(街口支付)」とも連携し、台湾からの訪日客が日本でそのままJKOPAYを利用できる環境を構築する。

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