大日本印刷の社内ベンチャーがMBO ポイント通じたCRMのコンサル

大日本印刷(DNP)の社内ベンチャーとして2003年に設立された企業、エムズコミュニケイトが2018年3月30日にマネジメント・バイアウト(MBO)したことを、DNPは2018年5月7日に発表した。

エムズコミュニケイトは、ポイントサービスに関するコンサルティングを請け負う企業。DNPの社内ベンチャー制度により設立され、同社のグループ企業として、ポイントサービスを軸にした顧客関係マーケティング支援などの事業を展開していた。(関連記事:月刊事業構想2013年12月号参照

設立から16年目を迎え、エムズコミュニケイトが独自に開拓した顧客が増えてきたことから、さらに事業を拡大するためにMBOによりDNPから全株式を譲り受け、グループから独立した企業となった。今後は業務提携契約を締結し、DNPの顧客企業に対する顧客ロイヤルティ向上を目指したプログラムを進める。また、大学などとの共同研究にも注力する計画で、「ポイントサービスの効果最大化」に関する共同研究を行っていく。

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