個人間カーシェアランキング ミニバンや高級車が人気

 

DeNAは、個人間カーシェアサービス「Anyca」(月刊事業構想2016年2月号参照)で2017年度にシェアされたクルマの車種ごとに、維持費の軽減率を計算し、ランキングを2018年4月9日に発表した。

 

個人間カーシェアに自動車のオーナーとして参加する人が、登録時に記入した維持費用の月間平均値を用いた。これは車体を維持するために必要な、自動車税、車検費用、駐車場代、車体メンテナンス費用などで、購入費用などは含まれない。また、算出の対象になったのは、東京都23区内を主要な受け渡し場所に設定し、1カ月に1回以上シェアがあり、さらに同一車種が10台以上登録されているクルマだ。

 

維持費軽減率でトップとなったのは、トヨタのノア。維持費軽減率98%と、カーシェアからの受取金額で維持費をほぼ賄えるという結果になった。2位はトヨタのアルファードで維持費軽減率は79%、3位はレクサスのRXで76%となっている。上位10車種にはミニバンや高級車がランクインした。

 

また、2017年度に多くシェアされた人気車種ごとに、オーナーが受け取ったシェア金額月額も公開した。人気車種ランキング1位はBMW3シリーズで、シェア回数は552回、月間の平均受取金額は1万8002円。2位はポルシェのカイエンで同494回、3万9905円。3位はトヨタ・アルファードで同343回、3万2615円となった。こちらのランキングでも、高級車やミニバンや上位にランクされている。

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