ヤマハ、スペイシー 音楽教室や防音室のシェアリング・トライアルを開始

 

ヤマハとスペイシー(東京都港区)は、音楽教室や防音室のシェアリングサービスのトライアルを開始した。東京・大阪・名古屋の24会場、約140部屋の音楽教室の空き時間を一般に開放する。試験期間は6月30日まで。

 

スペイシーの「Spacee Music」から申し込めば、1時間単位、有料で音楽教室が利用可能になる。価格は500円からで、ピアノ、ドラム、エレキギターなどの演奏が可能な部屋や、合奏、合唱に適した部屋などがある。

 

併せて、商業ビルなどの空きスペースにヤマハの防音室「アビテックス」を設置し、演奏用のスペースとして貸し出すサービスも5月1日から開始する。第1号は新橋駅前ビル1号館のスペイシータイムシェアオフィス内に設置。室内には楽器やオーディオインターフェースなどを用意し、「SNS配信などにも適した多目的防音スペース」としても利用できるようにする。

 

今回のトライアルは、ヤマハが2017年7月~12月に実施した「ヤマハアクセラレーター」を通じて実現したもの。トライアル対象は順次拡大する計画だ。

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