千葉市ほか 市中心部・幕張新都心でシェアサイクルの実証実験を開始

 

OpenStreet(東京都港区)と千葉市は、千葉市中心部と幕張新都心でシェアサイクルの実証実験を共同で実施すると発表した。実験の期間は、は2018年3月26日から9月末までを予定している。OpenStreetはシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を提供している企業で、ヤフー子会社のZコーポレーション、ソフトバンク子会社のSBイノベンチャーからの出資を受けている。

 

OpenStreetは、運営能力・利用者数、安全・環境対策、地域連携などの点が評価され、千葉市に共同実施事業者として採択された。実証実験では、「HELLO CYCLING」を活用してシェアサイクルサービスを運営する事業者や、自転車ステーション用の用地を提供する事業者をパートナー企業として取りまとめる。セブンーイレブン・ジャパン、シナネンサイクル、神田外語大学などがパートナーとなることが決定している。千葉市は、実証実験の総括や、ステーション用の公共用地を確保する。

 

ステーションの設置数は、当初13カ所で開始し、200カ所以上に拡大することを目標とする。シェアサイクルは110台で開始し、1000台以上を目標に拡大予定。利用料金は15分60円、最大でも24時間で1000円と設定している。ステーションの検索と決済はスマートフォンで行う。

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