カカオ豆ベンチャー IoTで良質な素材を供給へ

 

フーズカカオ(東京都渋谷区)は、インドネシアの現地パートナーと契約してカカオ農園との協業を開始したと2018年3月15日に発表した。カカオ豆の輸入は2018年6月に開始予定だ。

 

カカオ豆の産地からこだわって作られる高級チョコレートが増えているが、東南アジアはこれまであまり、高品質カカオの供給地とはみなされていなかった。フーズカカオは2017年10月に設立された企業で、東南アジアのシングルエステート、小規模生産農家のカカオ豆を国内のショコラティエやパティシエに供給し、品質を改善させ、日本に近いカカオ生産地から高品質の素材を生み出すことを目指している。

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