実験機器のシェアリングサービスβ版が始動

 

東北大学発ベンチャー企業のCo-LABO MAKER(コラボメーカー、仙台市)は、2018年3月13日、研究用実験機器のシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER」のβ版をリリースしたと発表した。

 

β版は実験機器のシェアリングサービスを提供するもの。Co-LABO MAKERでは、ライフサイエンス分野や材料工学分野(試料作成・加工・分析など)の様々な領域の実験機器を利用できる。このサービスを使うことで、高価な実験機器を持っていない企業や個人でも、自身の試料を用いた実験が可能になる。また実験機器の持ち主は、機器の空き時間の有効利用や、外部ユーザーとの交流、共同研究によるネットワーキングができる。

 

異分野からの参入で、機器の選択や実験の進め方に疑問がある場合には、Co-LABO MAKERのコーディネーターへ相談することも可能だ。

 

同社はリリースに先駆け、プライマルキャピタル2号投資事業有限責任組合と、日本政策金融公庫から総額3000万円を資金調達している。

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