メッセナゴヤ 名大発ベンチャーなどとAI商談マッチング開発

 

メッセナゴヤ実行委員会は、人工知能(AI)を用いた商談候補の提案システム開発を始めると2018年2月27日に発表した。11月に開催するメッセナゴヤ2018での運用開始を目指す。

 

名古屋大学発のAIベンチャー、キスモ(名古屋市)と共同で開発する。キスモは、2017年5月に設立されたベンチャー企業で、AIを用いた画像・音声認識、自然言語処理を得意としている。開発には、ビートフリークス(名古屋市)、アイビーネット(名古屋市)も参加する。

 

共同開発の目的は、展示会に出展する企業の商談の活性化。メッセナゴヤ2018への出展予定企業1400社・団体と、会期中に来場する来場者データを収集・分析する。メッセナゴヤでの過去のマッチングデータや蓄積したノウハウを組み合わせて、出展者と来場者の興味・関心を機械学習し、商談候補を抽出・提案するシステムを開発する計画だ。

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