ダイキン工業 オフィスのエアコンのデータで企業間協創目指す

 

ダイキン工業は、ビルのエアコンから得られるデータを用いて新しいサービスなどを生み出すための協創型プラットフォーム「CRESNECT」を開設したと2018年2月21日に発表した。

 

ビルの天井に取り付けたエアコンにセンサーやカメラを追加で組み込み、温度や湿度だけでなく、空間の明るさや音、人の数や位置、動き方などの情報を得ることができる。CRESNECTでは、エアコンを情報端末として収集したあらゆるデータを蓄積し、ダイキン工業のパートナー企業が利用できるようにする。

 

最初のターゲットはオフィスビル空間だが、店舗や病院、高齢者施設、教育施設にも適用できると考えている。オフィスでの生産性向上や、健康維持に向けて、種々のデータの活用方法や新しいサービスを異業種企業と連携して検討する。

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