秋田県 「発酵」キーワードに観光客誘致を目指す協議会を設立

 

秋田県は、日本酒や漬物などの多様な発酵食文化と、見学・体験を組み合わせて観光客を誘致する「秋田発酵ツーリズム」を確立するため、「秋田発酵ツーリズム推進協議会」を設立する。1回目の会議は2018年2月9日に開催する。

 

あきた発酵ツーリズム推進計画は、2017年11月に地域再生計画として認定されている。計画によると、2019年度までに秋田県の延べ宿泊者数を毎年3万4000人ずつ、発酵食品の出荷額を毎年5億円ずつ増やす。秋田県ならではの地域資源である「発酵食品」の製造施設を体験拠点として整備し、国内外へ発信することを通じて、日本酒や漬物、味噌、醤油など発酵食品群のブランディングを図り、販路を拡大する。またこれらの施設を、新たな周遊観光ルートに位置づけ、国内外に発信するという。

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