混沌の時代の情報戦を勝ち抜く人材を育成

 

社会情報大学院大学は、情報・コミュニケーションのスペシャリストを育成する大学院として2017年に開学した。2期生の選考に先立ち、2月中に5回の説明会の開催を予定している。

 

インターネットの発達により、誰もが自分のメディアを持ち、世界に向けて自身の思いを発表できるようになっている。かつての企業間の情報戦は、発信力のあるメディアを使える大企業を念頭に戦略を練ればよかった。現在では、SNS上の口コミ、検索エンジンの表示アルゴリズム、フェイクニュース対応から、人工知能(AI)に至るまでのさまざまな要素を織り込んで行動しなければ、意図の通りに自身の意思を伝えることはできない。

 

このような時代には、人間本来の知恵と意思の伝達行為であるコミュニケーション活動と、情報科学との融合を図ることができる人材が必要になる。社会情報大学院では、「未来社会への展望をもち、卓越した洞察力をもって、情報とメディアを駆使し社会の進歩を担う次世代リーダーの育成」を人材育成の目標としている。同大学院の出願の締め切りは2月25日だ。

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