広告効果分析ツール企業サイカ 4.5億円を調達

 

広告の効果を分析するマーケティングツール「XICA magellan」を法人向けに開発・販売しているサイカ(東京都千代田区)は、NTTドコモ・ベンチャーズ、アイ・マーキュリーキャピタル、既存投資家であるDraper Nexus Venturesを引受先とした第三者割当を実施し、4.5億円を調達したと、2018年1月24日に発表した。

 

サイカのツールは、インターネット、テレビ、交通機関の中など様々な場所に提示されている広告の効果を統合して分析・シミュレーションするもの。広告予算の最適な配分案を算出することで、企業のマーケティング活動を最適化する。2016年9月に販売を開始し、1年で国内の広告宣伝費トップ100企業の1割が採用するようになった。NTTドコモ・ベンチャーズは、NTTグループのデジタルマーケティング分野とのシナジーを期待して今回の出資に至ったという。

 

サイカは調達した資金を、magellanの機能拡充、販売人員の増強、マーケティング活動の強化などに充てる計画だ。

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